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個人山行あれこれ
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2006/5/14 尾瀬 笠ヶ岳(1600mまで)スキー
津奈木橋の手前の小さな凹地に車をデポし、既に除雪されてはいるが、未だ通行止めの坤六峠への道を行く。この辺りの積雪は80cmほどである。道が大きく左にカーブする地点から笠科川右岸に入る。川の中央部は既に融雪が進み、大きく口を開け、大量の水が勢いよく流れている。タル沢出会いより少し下流からようやく川の中央部も雪に覆われる。
しかしスリバナ沢に入るとすぐに滝が露出し、行く手を阻む。この先も滝は出ているだろう。予定を変更し右手の尾根に取り付く。タル沢とスリバナ沢に挟まれた尾根である。昨日のものと思われる一本のシュプールがある。木々の間にきれいなラインを描いている。
始終小雨にたたられ、小雨を甘くみたせいか身体を濡らしてしまう。風もあり、尾根上部ではより寒いに違いない。1600mで登行中止。スキーを履き下る。
下部だけの往復であったが、シラビソ、ダケカンバのこの尾根はとても登りやすく滑りやすいだけに残念であった。


2006/5/4 蓮華岳2798mスキー
スキーシールで扇沢駅前から篭川の対岸に渡り、すぐの丸石尾根支尾根に取り付く。標高2100m辺りから樹木は少なく、快適な尾根登高が続く。程なく2500地点の難所。傾斜がきついのだが雪の状態を見極めるため雪がつながっている方向へと足が向かう。丸石沢側をトラバース。ピッケルアイゼンで慎重に3点確保登行。こんなとこ滑り降りられるだろうか。
2690地点で東尾根に合流。2720ピークを過ぎると蓮華岳頂上。
申し分のない天気で360度の大展望。
しばらくすると針ノ木峠方面から単独のスキーヤーが到着。静岡のSさん。もちろん初対面。丸石尾根を下る予定とのこと。
相前後して蓮華岳頂上を後にする。失礼して先に行く。2720ピークでは唯一北葛沢側で雪がつながっているのだが急勾配のためこのトラバースは却下。短い距離だがスキーを担ぐ。再びスキーを履き、一滑りすると下で清水さんが手を振って待っている。北葛沢側をトラバースしてきたようだ。
再び問題の2500地点。スキーを担ぎ岩場を下降すれば済むことなのだが、極力スキーを脱ぎたがらないのはスキーヤーの宿命。迷っていると辞退しそうで、先に飛び込む。滑った後から表層雪崩が落ちていく。ターンし損ない、こんなところでは立ち止まった状態でスキーの向きを変えてはいけないと思いながら、左足を変えようとしたとたん1本のスキーエッジでは支えきれず5mほどスリップ。
先般の谷筋での大きな雪崩事故やML報告から判断し、安全にスキー楽しみたいがため、今回は尾根を選んだのだ。危ない行動は慎まねばならない。しかし、スキーの持つ魅力と魔力か、やはりスリリングなものほど面白く楽しい。
途中から清水さんは丸石沢に向かう。
快適に樹林をすりぬけ、混雑の扇沢駅前駐車場着。

蓮華岳から見た爺ガ岳


2006/4/29 燕巣山(2222m) 四郎岳(2156m)スキー
今週、日光と沼田とを結ぶ120号線金精道路の冬季通行止が解除されたとのニュースを聞き、それではと以前から気になっていた四郎岳を目差す。
丸沼に近づいても国道の周辺は雪が少ない。しかし丸沼スキー場はまだ営業中。この辺りの山にまだ雪はあるのだろうか。そんな心配をよそに一歩山に足を踏み入れればまだたっぷりとある。
環湖荘駐車場に停めさせて頂く。こんな早朝でも釣り人がいっぱい。この広い駐車場のもっとも奥の対岸にそそぎ込んでいるのが四郎沢。
この沢を詰める。四郎沢の下半分は既に水が顔をのぞかせ、気持ち良さそうに流れている。まだ雪上の歩行に支障はない。上半分は雪の中である。しかし、下で水の流れる音が大きい。雪解けは近い。
四郎岳と1891ピークの鞍部が四郎峠。
まだ時間があるので、先に燕巣山へ。燕巣山と四郎岳は四郎峠をはさんで対峙する。稜線は一部で地肌が露出。頂上からは真下に丸沼、その向こうに丸沼スキー場、そして日光白根が大きい。北に目をやれば、樹木の間から燧ヶ岳、真っ白な至仏が目立つ。
さて滑降。四郎岳に登るため四郎峠に向かう。密林の為、快適とは言えない。1891ピークは北側を巻こうとしたが、木々でまっすぐ進めず諦めてスキーを担ぎ、忠実に来た路を辿る。
四郎峠からまた急な登りが始まる。二度目の登りは肉体的にも精神的にも疲れる。登りは一度に終えたいものである。
地形図で見ると四郎岳頂上から西に向かってほれぼれするような斜面がある。頂上からその全容が見えないのは残念であった。またいつの日か。
四郎岳頂上から真東に向かって滑り込む。上部は急でエキサイティング。燕巣山と違いこちらは快適。四郎峠へは寄らずにそのまま四郎沢に滑り込む。湯沢を渡渉して環湖荘駐車場着。

燕巣山から見た丸沼と丸沼スキー場


2006/4/1 日白山(1631m)スキー
先週予定していた平標沢を今日こそは実行しようと3時起床、車をとばし120km約3時間で二居着。2週続けての二居である。
今日は地王堂川にかかる橋の手前、右の駐車場に駐車。ここならば駐車に気を使うことはない。二居部落を過ぎ、除雪されてない林道に入るといきなり大腿部まで潜り動きがとれない。一昨日、昨日と50cm以上の降雪があったようだ。先週はつぼ足でも潜らず、軽快に進めた。早速シール歩行に切り替える。新雪とはいえ、4月の雪ともなると重い。コルに直接突き上げる沢ではスキー歩行でも膝までのラッセル。途中から左の尾根に上がる。
コルのわずか北1480地点10:50。時間がかかる。ここからは平標沢の全貌が望める。平標沢を滑降しても二居に戻るにはここまで登り返す必要がある。相当な時間が費やされる。しかもまだ平標にすら着いてない。
平標は諦め、北の日白山を目指す。
稜線の右には巨大な雪庇が形成されている。青空の下、二居俣の頭と日白山の間は実に快適な稜線闊歩が楽しめる。日白山山頂では先着2人の方が迎えてくれる。
山頂からは南西の斜面を滑降。雪が重い。地王堂川に入り、傾斜が緩くなるとスキーが滑ってくれない。下部にデブリが一カ所。大きな雪塊がごろごろしている。がスキーが滑りさえすれば雪塊をぬうように滑走出来る。途中から林道に入る。トレースがあり、辛うじて滑ってくれる。大汗をかいて二居着。
日白山から見たタカマタギ


2006/3/25 平標山(1983m)スキー
二居はまだ相当な積雪量。
平標沢を滑降し、カンバコギ沢をコルまで登り返し、二居に戻る予定であったが、二居俣の頭・一の肩間のコルからカンバコギ沢を見ると、左岸には大きな亀裂が幾重にも走っていて、とてもこの沢を使ってこのコルまで登り返す気にならない。右岸の小尾根を使えばいいのだが、すでに次回にしようという消極的な気分に。
そのまま稜線を直上。振り返れば、この稜線の向こうには日白山、タカマタギが手に取るようにくっきりと見渡せる。とても気持ちがいい。一の肩で松手尾根と合流、頂上へ。
休憩後、一の肩まで下降し登ってきた稜線へ。ここから左側にはセンノ沢、栂ノ沢、コウガイヒド沢とスキーに適した沢が連続する。さてどこを滑ろうか。吸い込まれるように1820地点辺りから栂ノ沢へ。快適な斜面が続き、休みなくスキーを滑らせ、二居の別荘地駐車場で終了。
ここの駐車場は過去に何度か利用させて頂いたが、果たして無断駐車が出来るのかどうか気になる。
西ゼンノ沢


2006/2/25 谷川連峰 笠ヶ岳(1852m)大倉尾根スキー
湯桧曽川に降りたってみると、まだ2月だというのに足下が潜らない。板を担ぎ、つぼ足歩行。湯桧曽川両岸の枝沢からはいたるところでデブリ。武能沢を合流するあたりから川筋は狭くなり全面にデブリが見える。予定していた大倉沢は諦め、大倉尾根に取り付く。取り付き部の急斜面をキックステップで登っていると、左の兼用靴靴底の先端部がはがれかかっているのに気づく。中に雪が入って膨らんでいる。急遽アイゼンを履く。1999年購入のこの靴ダハシュタインツアーEXは1,2回の使用で靴底が剥がれかかり、無償修理をしてもらったことがある。危ない。
1550付近で尾根上に出る。すぐ背後には武能岳、一の倉岳、谷川岳。大声を出せば届きそうな距離。天気はいいものの頂上は風が強い。
頂上から四方八方に滑りたい衝動を抑えつつ大倉尾根へ。左側は雪庇になっており、近づけない。しかしターンには十分な広さがある。1200付近まで尾根上を滑り、雪庇のないところから左側の沢を下る。
湯桧曽川まで標高差1000mのロングラン? 予想以上の好ルート。
笠ヶ岳から見た朝日岳


2006/2/11 湯泉岳(2332m)スキー
奥日光戦場ヶ原は大勢の人がクロカンやスノーシューを履き楽しんでいる。奥日光は硫黄泉質の温泉をはじめ、多様なフィールドを持ち、何度訪れても飽きさせることのない魅力がある。
いろは坂、戦場が原と車のチェーンを取付けることなく湯元温泉駐車場に着く。湯元温泉のすぐ裏手からスキーを履く。小峠から、刈込湖切込湖方面へのトレースを右に見送り、ドビン沢に入る。まもなく沢は二手に分かれ、左へと進む。両岸切り立った岸壁のところもあり、狭い箇所もある。上部は疎林の広い斜面が広がる。膝ほどのラッセルに疲れてきた頃、根名草山方面に通づる稜線を右に見れば頂上は近い。
上部は快適滑降。その心地よい感触の余韻がいつまでも残る。
湯泉岳


2006/1/15 東谷山(1553m)・東谷沢スキー
国道17号を北進。苗場スキー場、みつまたかぐらスキー場をすぎると長い二居トンネルがある。出るとすぐ右側に除雪された広い駐停車スペースがあり、車を止める。
先の短いトンネルを抜けると右側に廃屋がある。その前で道路脇の2メートルの雪壁を這い上がり、スキーを履く。新調した取り付けシール。東南東の方向に進路をとれば迷うことなく東谷沢に入る。穏やかな沢だ。天気の回復を待ちながら、ゆっくり登ると頂上から約200メートル西の稜線上に出る。
南には平標が大きい。
さて、滑降。雪質に問題があるとは言え、どこかぎこちないスキー操作はスキー技術の未熟さを実感。とはいえ、スキーと共に過ごす時間はとても楽しい。
東谷沢