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個人山行あれこれ
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2007/10/7 栗駒山
友人知人6人でいざ紅葉の栗駒山へ。
ETC割引を利用するため朝4時前に高速道路に入り、一路北へ。栗駒山いわかがみ平到着9時半。途中、さほど車が多い様子もなく駐車の心配はないものと思っていたが、いこいの村から先は交通規制されている。幸いいわかがみ平駐車場に止めることが出来たが、満車状態。
登山道は迷うことなく最も安心な中央コースを選び、出発。既に登山道は人の波に埋め尽くされている。山でこれほどの人を見るのは初めてだ。
中腹から上は人の波がかき消されるほど色鮮やかな紅葉が展開する。山好きでなくともこの見事な紅葉を見逃すはずはない。ただ残念なことに山頂付近はガスで眺望がきかない。体調の影響で2人ずつ3組のばらばら登頂となってしまったが、6人6様の思いを胸に下山したことだろう。山は優しくそして美しい。
下山後、萩乃荘温泉に向かう。いわかがみ平から車で30分ほどの距離にあるのだが、これが人家のない山中のうっそうとした森の中の今時珍しい砂利道を行かないと着かないところなのだ。「注文の多い料理店」を彷彿とさせるイントロ。
予約した時から、はたしてどんな所なのか興味がわいていた。わくわくどきどき。なかなか面白い。
しかしてその結末は、身ぐるみ剥いだのはお風呂の時だけで、立地環境、従業員の方々、風呂、料理ともgood。しかも宿泊料も手ごろ。楽しませてもらう。
そして翌朝、帰路へ。(小林)
栗駒山栗駒山


2007/9/12 日光白根山
夏休み帰省中の息子と久しぶりに二人だけの登山。中学生になったとたん、「もう一緒に行かない」と宣言され、その日を境に、休日の親子の行動が一変した。大学生になった頃からようやくそれも解除されたらしく、一緒の外出も表だってはいやがらない。今回も誘ったらすんなりOK。内心は不明。たまにはつき合ってやるかと思っているのかもしれない。
雨の中、ペーパードライバーの息子の運転で出発。奥日光を抜ける頃には期待通り雨が止んできた。菅沼の駐車場から登山道を弥陀ヶ池へ。先週の台風の影響か倒木が多い。
ところが台風の影響はそれだけではなかった。弥陀ヶ池では増水のため登山道が冠水し、先へ進めない。右手斜面は植物保護のため立ち入り禁止。やむなく湖畔で昼食をとり、引き返す。
帰り際、息子は「体力だけでなく、総合的に鍛えるには山はいいかも」と言う。息子の立場にしたら小さい頃から無理矢理引っ張り回されていたのかもしれないが、たとえそうであったとしても山に連れて行っていたことを良かったとその言葉を聞きながら思う。(小林)
<B>日光白根</B>日光白根山と弥陀ヶ池


2007/5/26 富士山スキー
長い間、念願であった富士山スキー。東側の須走口5合目に向かって前夜、川越、八王子、山中湖と車を走らせる。あざみラインはガスがひどく、やっとの思いで5合目駐車場に着く。久しぶりの寝袋での車中泊。
空が白みかけた頃、目を覚ますと青空が広がっている。一日の好天を約束してくれている。西には富士山がうっすらと大きな姿を現し、東には雲海が広がる。そしてもうすぐ日の出を迎える。至福の時だ。
五合目小屋前から夏ルートを行く。スキー板に加え今回はスキー兼用靴も背負っているため荷が重い。五合目一帯は既に雪はないが、歩行1時間ほどで登山道に雪が現れる。
樹林限界を過ぎると美しい富士を正面にひたすら上り続ける。時折、突風が吹き舞い上がった氷片が顔に当たり痛い。しかし、直射日光は暖かく、雪面はクラフトしてない。快適な滑走が期待出来そうだ。
右手には、まだ冬囲いを解いてないいくつもの小屋が適当な間隔を開けて斜面にへばりついている。富士山ならではの光景だ。
頂上小屋も遠からず見えているのだが、軽い高山病か少しばかり頭が痛い。無理をせず、八合目小屋前で登高終了。歩き始めて6時間半。標高は3350m。奥穂3190mを越え、それは初体験の高度である。眼下には山中湖が美しい。
さていよいよ滑降だ。広い。上も下も右も左もとにかく広い。さすが富士、この斜面のスケールは他に類を見ないだろう。素晴らしい。描くシュプールにいったい終わりがくるのかと思わせてくれるほどの長さだ。(小林)
富士山富士山


2007/5/12 尾瀬・笠ヶ岳スキー
戸倉に坤六峠5/2開通との電光掲示板があり、積雪を確かめるため峠まで車を進める。去年の同時期、残雪のため峠への道はめまだ開通しておらず、津奈木橋付近の空き地に車を止め、笠ヶ岳へ向かって笠科川を1600mまで詰めたのだが、あいにく小雨に濡れてしまい、やむなく断念。以来一度は訪れたい山であった。今年は小雪のためスキーで同ルートを取るには既に遅い。
坤六峠では有り難いことに誰が除雪したのかきれいにコの字形に2台分の駐車スペースが確保されており、止めさせて頂く。幸いここから頂上まで雪は繋がっているようだ。
シール歩行でスタート。立木に吹き付けられた赤ペンキがやたらと多く、うるさい。1776mピークで左の支尾根を下ってしまい、30分のロス。その後は順調にほぼ尾根沿いに高度を上げ笠ヶ岳到着。昨日か一昨日降ったと思われる新雪が旧雪を覆っている。360度の展望は飽きることがない。
さて下降ルートをどう取るか、スリバナ沢を空身で偵察スキー。スリバナ沢を下降し、尾根1870mと1776mピークとの間に上り返すことにする。
上り返し、荷をまとめてもう一度スリバナ沢へ。右に少しずつトラバースしながら1650mあたりまで下降。下りすぎると雪が消える。地形図をみるとこの先は沢筋が深く入り組み、トラバースは困難になりそうだ。上り返して尾根1800m地点。あとは上りのトレースを追って坤六峠に向かうだけである。
笠ヶ岳東面から笠科川上流一帯はスケールこそ小さいがスキーを十分満足させてくれる。(小林)


2007/4/6 八ヶ岳スキー
「明日何時?」と聞く妻に「2時半」と答えると、「また?いい年してそこまでしなくても」とでも言いたそうな顔をして「・・・・・・ 」 めげずに、八ヶ岳へ。
まず2/25杣添川北沢。出合からスキーシールで沢登高。しかし、2300m三股で三方とも行く手を滝に阻まれ、やむなく引き返す。手強い八。
次ぎ3/15杣添尾根。夏ルートはすぐの枝沢徒渉地点から先10mほどがとても急斜面のため、スキーシールでは上がれず、夏ルートを反れ、そのまま直進。2300m付近で夏ルートに合流し、高度を上げる。クラフト面が出始め、アイゼンに履き替えたものの時折大腿部まで沈み込み体力を消耗。2500m辺りで登高終了。モナカ雪のスキー滑降も疲れる。樹林帯上部下部は樹木が密のため決してスキー向きの尾根とはいえない。疲労困憊の八。
そして3/29杣添川南沢。ここ八ヶ岳高原別荘地は陽が当たってはいるが残念ながら山頂周辺上空は雲に覆われ風が強く時々雪が舞う。出合からまだ雪は繋がっている。つぼ足では膝まで潜り、スキーシール登高。北沢に比べると広く明るい。左岸の快適な樹林の中を行く。2185mの二股より上部では吹雪いており、寒くはないが、露出した顔が雪に叩かれ痛い。これ以上進めず退却。残念。シールを剥がし、スキーの準備。3回目の八ヶ岳にしてようやく快適なスキー滑降。恨めしい八。
そしてそして、4/6好天を狙い、この冬4度目の八ヶ岳。営林署歩道横岳線杣添川南沢出合から左岸に付けられた林道に入る。林道からは雪はほぼ消え、林道終点の樹林伐採地先からようやくシール歩行が可能となる。沢から少し離れ左岸の樹林を行く。
鉾岳沢を過ぎ、2185m地点の二股から杣添川南沢左俣へと入る。この辺りから沢中央部も雪で埋まっている。まもなく右からの枝沢に入る。赤岳石室付近へ突き上げている沢だ。恐らくこれが最も容易に稜線に達するルートであろうと思われる。狭い沢だが明るい。雪も締まっており、アイゼンに履き替え、快調に高度を上げる。やがて樹林もまばらになり、広い斜面が現れる。左に赤岳、右に横岳。そして正面に見え始めた屋根が赤岳石室。素晴らしい景観だ。
大きなデブリもなく気分よく赤岳石室に到着。稜線沿いに登り、頂上まで残りわずかのところで登高終了。
赤岳山頂直下から滑降直後、アクシデントがあり苦渋の滑降スタートとなったが、満足のいくスキールートで充実感がある。素晴らしい八。(小林)
八ヶ岳2/25八ヶ岳


2007/2/12 四阿山スキー
四阿山中尾根を末端から登ろうと、駐車を十ノ原別荘地内と予定していたのだが、なかなかスペースが見つからず右往左往。仕方なく菅平白樺台の文科省体育研究場前の車道脇の空き地に駐車する。菅平牧場脇の道路を四阿山中尾根登山口へ向かってシールで歩き出す。ほぼ夏ルート、小四阿、中四阿を辿り、シールのまま四阿山頂上着。
頂上は大勢の人で賑わう。天気も良く、隣の根子岳ツアーのヘリの音が大きい。
下りは中四阿への上り返しを避け、手前から中四阿つづいて小四阿の南側を巻き、上り返すことなく、登りのトレースに合流。大明神沢を渡り、登山口着。
賑わう四阿山、根子岳の狭間に位置する中尾根は、冬季はそれほど多くは登られていないのか、この日尾根にトレースはなく誰とも会うこともなかったが、白樺が美しく快適なスキー登山ルートである。(小林)


2007/1/28 前武尊山スキー
武尊山は北側を除いていくつものスキー場に取り囲まれ、静かな山を味わえなくなってしまった。
前武尊山東尾根もオグナほたかスキー場に平行し、リフトに乗って進むスキーヤーを遠くに見ながら一歩一歩高度を上げて行く。
武尊牧場スキー場へ向かう道路の広い路肩帯に駐車し、十二社神社の上を巻く林道に入る。道路脇からシール歩行は可能である。十二沢沿いに林道を進み、東尾根のほぼ末端から尾根に取り付く。登り上がったところは中腹にある道路終点の地点1320。雪で埋まって見えないが恐らく、アスファルト道路。
しばらく道路を進むと二手に分かれる。道路を離れ、尾根を直進する。小木の枝がうるさい。
スキー場の最終リフト終点と同高度になれば、山頂も近い。
ここ前武尊はリフト終点が1820mほどあり、リフトを利用すればわずかな時間で山頂に立つことが出来る。そのため多くの人が山頂から十二沢上部周辺にシュプールを描いている。山スキーヤーでなくとも素晴らしい眺望と素晴らしい斜面に魅了されてしまうだろう。
さて、どこを下るか。十二沢は途中スキーゲレンデとなり、その先の下部まで沢筋を滑るには雪が少ない。また荒砥沢を下り、東尾根に戻るコースはいつの日かぜひ。疲労感もあり、上って来たルートを戻ることにする。
東尾根は穏やかな尾根のため、上りにはいいのだが、スキーを滑らすのには困る。わずかながらのアップダウン、そして気温が高いため重く滑らない雪。スキー滑走を楽しむのには少し物足らない。(小林)


2007/1/14 浅間山スキー 
関東平野北部から見た浅間山は実に堂々として魅力的な山である。南に富士山、西に浅間山といってもいいほどにその存在感がある。
小雪のため、積雪があるのかどうか心配であったが、駐車場である峰の茶屋からシール歩行が可能である。しかし右手の小浅間山はほとんど雪が付いてない。やはり雪は少ない。途中2300mより上部はクラフトしており、シールからアイゼンに切り替える。頂上付近からは、今でも火山性の噴煙を上げている。頂上に近づくと危ない。頂上手前で登高終了。人間の背丈以上もある岩がごろごろし、身を寄せれば風を防げる格好の休息場となる。
ここ浅間は地理的にも地形的にも上越国境のように多量の積雪は望めない。しかも上部はアイスバーン状態が多い。過去何度か登っているが、本日も同様である。
さて、どこを滑ろうか。登ってきた夏ルートは雪も少なく、面白みに欠ける。夏ルートの北側はやや窪地状地形のため、雪付きが良さそうである。樹木は一本もなく白一面の広大な大斜面である。東側斜面にしよう。
アイスバーンのため、2450地点から直接東側斜面に滑り込む勇気はない。途中のトラバース部はアイゼンに履き替え、慎重に下る。その下2350辺りから再びスキー開始。粉雪。スキーが潜ることもない。実に快適な斜面が続く。スキーが滑らなくなるとシール装着。小浅間山の北を大きく回り込む。樹林地帯に入らないようルートを取り、有料道路浅間白根火山ルート到着。峰の茶屋から北に約3kmの地点。
とぼとぼ峰の茶屋に向かって道路を歩いていると目の前に車が止まる。親切な人もいるものだと思っていたら、なんとこの道路の管理会社の車。聞くところによるとここは歩行者も自転車も通行不可なのだそうである。では交通違反? 峰の茶屋に戻ることを告げると「送りますから乗って下さい」と言う。
ラッキーという不謹慎な気持ちもないわけではなかったが、帰路の情報も事前に下調べしないといけないことを思い知らされた次第である。(小林)
浅間山浅間山